理事長 坂井 万里

サカイクリニックについて教えてください。

歯科と美容皮膚科をベースに、免疫療法と再生医療を組み合わせて、総合的な予防医学を提供しています。コロナになって免疫力の大切さが広く知られるようになり、当院の免疫療法にも注目が集まっています。

院内感染に気を配っていますか?

歯科の問題には、健康・機能・美の3つがあります。噛み合わせが悪いと、歯並びや歯が悪くなりますし、あごがずれて顔が歪むと、メンタル面でも自信がなくなってしまいますよね。それに、しっかり噛めずにあごの動きが悪くなると、頭痛や肩こりなど全身の問題につながります。歯周病菌が蔓延した状態で口の中が出血すると、身体の中に菌がまわり、慢性的な炎症がある状態が続きます。それが健康や老化、寿命に影響を及ぼします。ですから歯科は、一人ひとりが自分の力を発揮し、健康に自己表現をして生きていくことに大きく関わっているんです。

シトラバスターを使い始めた理由は?

シトラバスターはグレープフルーツ種子から作っているので害がなく、体内に入っても安心です。多くの病院、クリニックで使われていますし、「SARS流行時にGSEが使用されていた」と疫学の先生の論文にもあったので、当院でも導入しました。

どのように使っていますか?

患者様が触るところは、毎朝すべてシトラバスターで拭いていますし、手術用器具や血液がつく器具の消毒にも使っています。また、「空気中に撒くことで除菌・抗菌効果が期待できる」とのエビデンスがありますので、特殊な空気清浄機で水と混ぜたシトラバスターを噴射しています。空気中のウイルスも瞬時に不活化するので、無菌に近い状態を保てています。

徹底していますね。

他にも、トイレの消毒にも使うし、水で薄めてうがいしたり、のどにスプレーしたり。スタッフにもスタッフの実家にも支給しました。私はウイルスに関してうるさいので、ビルの管理会社にお願いし、ビル内の取手やエレベーターボタンなどはすべてシトラバスターで消毒してもらっています。ここまでやっているのは私だけかもしれません(笑)

なぜそこまでやるのですか?

手軽にできて効果があり、人体に害のないものを教えることも患者教育だと思っています。マスクの内外にスプレーするとウイルスを不活化できることもわかっていますので、当院でもお持ちになったマスクにスプレーしていますし、充電式のハンディミストに入れて持ち歩くようにアドバイスしています。

患者様からの反応は?

患者様からは、「ここなら対策が徹底しているから安心」「ここじゃなきゃ来られない」という声をお聞きします。治療が途切れるのは良くないので、日頃から対策をしていて良かったです。「身の回りの大事な人を守るために、自分たちで命を守ろう」と患者様にはいつも伝えています。